スロットルサーボの遅延
滑りやすい路面での急加速操作は、車輪が回転するだけで車両はスムーズに加速できません。THSPD機能を設定することで、無駄なバッテリー消費を抑えつつ、スムーズで楽しい操作が可能となります。
設定方法:
スロットルトリガーが必要以上に操作されても駆動輪が回転しないようにスロットルサーボ(amp)操作を遅らせます。
この遅延機能は、スロットルトリガーが戻されたときやブレーキ操作時には実行されません。
THSPDのモードがSPEED1とSPEED2から選択できます。
OFF:THSPD機能しない
SPEED1の設定方法:
MODE:指定されたSPEEDモード
ALL:速度の設定値、0~100、100で設定される場合、遅延しない。
(1) 機能メニューから、「Dec(-)」と「Inc(+)」ボタンを使用してTHSPD機能を選択して、「Enter」ボタンを押下して遷移します。
(2) 初期モード設定項目がSPEED1の場合
(※尚、初期モード設定項目がSPEED2またはOFFの場合、「Dec(-)」または「Inc(+)」ボタンを押してSPEED1を選択すること)
「Dec(-)」または「Inc(+)」ボタンを押して「ALL」設定項目を選択し、「Enter」キーを押下すると、初期値が点滅し、「Dec(-)」と「Inc(+)」ボタンを使用して、スロットル前側範囲全体の遅延を調整します。
(※値を調整する画面で、「Dec(-)」と「Inc(+)」ボタンを同時に約1秒間押すと、初期値「100」に戻ります。)
「Enter」ボタンを押すと、調整された値の点滅が停止し、値が設定されました。
(3) 設定を終了する場合は、「Exit」ボタンを2回押下して初期画面に戻ります。
SPEED2の設定方法:
MODE:指定されたSPEEDモード
LOW:0~100
HIGH:速度の設定値、0~100、100で設定される場合、遅延しない。
TGP1:0~100
(1) 機能メニューから、「Dec(-)」と「Inc(+)」ボタンを使用してTHSPD機能を選択して、「Enter」ボタンを押下して遷移します。
(2) 初期MODE設定項目がSPEED 2の場合
(最初のMODE設定項目がSPEED1又はOFFの場合、「Dec(-)」または「Inc(+)」ボタンを押してSPEED2を選択すること)
「Dec(-)」または「Inc(+)」ボタンを押下して、「LOW」、「HIGH」遅延調整、「TGP1」速度切り替え調整します。
(3) 「Enter」キーを押して「LOW」「HIGH」「TGP1」の設定項目を確定すると、選択した設定項目の値が点滅します。 「Dec(-)」、「Inc(+)」ボタンを使用して値を調整します。
(※値を調整する画面で、「Dec(-)」と「Inc(+)」ボタンを同時に約1秒間押すと、初期値(LOW、HIGHの初期値は「100」、TGP1は「30」)に戻ります。)。
(4) 設定を終了する場合は、「終了」ボタンを2回押すと初期画面に戻ります。