第1章 RC6GS V3システムの紹介
1.1.送信機
Section titled “1.1.送信機”RC6GS送信機は32bitマイコンを内蔵し、レスポンスタイム12msを実現した高性能R/Cシステムとな
ります。FHSS方式で、67チャンネルの疑似周波数のスペクトラム拡散方式で、受信機と接続して、
妨害に強いことは特徴であります。
最大操作距離、陸上600メートルとなります。
1.1.1.RC6GS V3各部の名称
Section titled “1.1.1.RC6GS V3各部の名称”※RC6GS V2にはCH7がありません。


以下はRC6GS V3送信機の各部位の名称とスペック情報です。
| サイズ | 174.8 × 116.4 × 224.2mm |
|---|---|
| 重量 | 319g |
| 周波数 | 2.4Ghz ISM Band(2400MHZ-2483.5MHz) |
| チャンネル数 | 7CH |
| 用途 | R/Cカー、R/Cボート、ロボットなど |
| 変調モード | GFSK |
| スペクトラム拡散 | FHSS、16チャンネル疑似周波数シーケンスホッピング |
| メモリー | 30モデル(IDシード:10) |
| アンテナ長さ | 106mm |
| 制御距離 | 陸上、600m以上 |
| LCD画面 | 128×64 LCDバックライト |
| 稼働電圧 | 4.8-15.0V DC |
| 送信機バッテリー | 単三電池×6、又は、2-4S LiPO |
| バッテリートレイサイズ | 89 × 59 × 25mm |
| 動作電流 | 80-120mA |
| 高周波電源 | <20dbm |
| ローバッテリーアラート | あり。カスタム設定可能 |
| 対応モデル | RCカー(クローラ、戦車、列車等を含む)/ボート/ロボット |
| 対応受信機 | R4FG、R4F、R4FGM、R6F、R6FG、R8EF、R8FM、R8F、 R7FG |
1.2.受信機
Section titled “1.2.受信機”RC6GSのプロポセットには、ジャイロ機能付きのR7FG 2.4GHz 7チャンネル受信機が標準で付属し
ております。
以下はR7FG各部位の名称とスペックとなります。

| サイズ | 35 × 22 × 13mm |
|---|---|
| 重量 | 6g |
| 周波数 | 2.4Ghz ISM Band(2400MHZ-2483.5MHz) |
| チャンネル数 | 7CH |
| 用途 | R/Cカー、R/Cボート、ロボット、ドローン、飛行機など |
| 変調モード | GFSK |
| スペクトラム拡散 | FHSS |
| アンテナ長さ | 205mm(デュアル) |
| 制御距離 | 陸上、600m以上 |
| 稼働電圧 | 本体定格に従う:4.6–10V/DC表示は4.6~10V、3.0–12V/DC表示は3~12V。表示不明時は給電しない。 |
| 動作電流 | 30mA |
| Output | PWM/PWM&SBUS/PWM&PPM |
| テレメトリー | 電波、RSSI値、モーター電圧 |
※注意:
●
R7FGがRadiolink社製の送信機のみ対応します。
現時点、以下の型番に対応します。
RC6GSはR7FGの全機能を利用可能となります。
RC6GS、RC4GS、RC4G、RC3S、T8FB
●
R7FGデフォルトでは、ジャイロ機能をOFFにしています。ジャイロ機能を利用するために
は、ONの設定が必要です。
1.2.1.送信機、受信機のバインディング
Section titled “1.2.1.送信機、受信機のバインディング”標準パックの送信機とR7FG受信機は、原則、工場出荷時のデフォルト設定でペアリングされてい
るので、再バインドする必要はありません。
ご使用される前に、送信機、受信機の電源を入れ、送信機の画面に電波のマークが表示された
ら、バインド済みである事を確認できます。
新しいR7FGレシーバーを購入する場合は、使用する前にバインドを行わなければなりません。
すべての送信機には一意のIDコードがあり、バインドが完了すると、IDコードが受信機に保存さ
れ、再バインドする必要はありません。
以下の手順で、送信機と受信機のバインディングを行います。
1.送信機と受信機を約50cmの距離に置く
2.送信機、受信機の順で、電源をONにする
3.R7FGにあるバインディングボタンを1秒より長く押して離し、受信機のLEDが素早く点滅しま
す。
こちらはバインディングのプロセス中の意味を表します。
4.LEDの点滅が止まり、常に点灯になれば、バインディング完了し、送信機画面に、電波の標識
が通信状況を表示します。
LEDがゆっくりと点滅する場合、失敗したため、上記の手順を繰り返してください。
NOTE:
初期状態のデフォルト設定ではジャイロがOFFになります。R7FGの電源投入時に、静止状態を
保つ事が非常に重要です。LED色が緑の場合は通常モード、赤または赤と青(紫)は、3.0–12V/DC表示・個別出力構成のジャイロ動作モードで、
赤が点灯しない場合、ジャイロ機能が動作していない事を表します。バインドが成功しなかった場
合、LEDが緑で点滅します。
1.2.2.受信機の動作モード
Section titled “1.2.2.受信機の動作モード”以下の4モードは、3.0–12V/DC表示・CH6 PPM/CH7 SBUS個別出力構成に適用します。4.6–10V/DC表示・CH7共用構成は、本書の「R7FGの電源と出力構成」の表を参照してください。
モード1:PWM出力(デフォルトでは工場出荷時の設定、ジャイロなし)
LEDが緑で点灯する場合、チャネル1〜7は標準PWMを出力します。
バインディングボタンを1回短く押すと、モード1→モード2に変わり、1秒以内に3回押して、モード3
に変わります。
モード2:PWM + PPM + SBUS出力(ジャイロなし)
LEDが青で点灯する場合、チャネル1~5は標準PWMを出力し、チャネル6はPPMを出力し、チャ
ネル7はSBUSを出力します。
バインディングボタンを1回短く押すと、モード2→モード1に変わり、1秒以内に3回押して、モード4
に変わります。
モード3:PWM出力+ジャイロ
LEDが赤で点灯する場合、チャネル1~7は標準PWMを出力、且つ、ジャイロ機能もオンになりま
す。
バインディングボタンを1回短く押してモード3→モード4に変更し、1秒以内に3回押してモード1に
変更します。
※バインディングボタンを1秒間に2回短く押すと、ジャイロフェーズが変更されます。
モード4:PWM + PPM+SBUS出力+ジャイロ
LEDが赤と青の両方で点灯する場合、チャネル1~チャネル5は標準PWMを出力し、チャネル6は
PPMを出力し、チャネル7はSBUSを出力し、且つ、ジャイロ機能もオンになります。
バインディングボタンを1回短く押してモード4→モード3に変更し、1秒以内に3回押してモード2に
変更します。
バインディングボタンを1秒間に2回短く押すと、ジャイロフェーズが変更されます。
| R7FG動作モード | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 動作モード LED色 | Mode 1 緑 | Mode 2 ブルー | Mode 3 赤 | Mode 4 紫 (赤&ブルー) | 補足 - | |
| ジャイロ | 無 | 無 | 有 | 有 | ||
| チャンネ ル | テレメト リー | モデルの電圧をテレメトリーポートに接続する。 テレメトリーポートから受信機に電力を供給してはいけません。 - | ||||
| 1 | PWM | PWM | PWM | PWM | ステアリング | |
| 2 | PWM | PWM | PWM | PWM | スロットル | |
| 3 | PWM | PWM | PWM | PWM | AUX | |
| 4 | PWM | PWM | PWM | PWM | AUX | |
| 5 | PWM | PWM | PWM | PWM | AUX | |
| 6/PPM | PWM | PPM | PWM | PPM | AUX | |
| 7/S.BU S | PWM | S.BUS | PWM | S.BUS | AUX | |
| 出力信号切替え (バインディングボタ ンの操作) | 1回押下 →Mode2変更 | 1回押下 →Mode1変更 | 1回押下 →Mode4変更 | 1回押下 →Mode 3変更 | Mode2(ブルー)、 Mode4(紫)モード では、チャンネル6 はPPM信号を出力 し、チャンネル7は S.BUS出力しま す。 ※PPM/S.BUS出 力時、フライトコント ローラーと接続用 であり、直接サー ボに繋がりません。 | |
| 3回押下 →Mode3変更 | 3回押下 →Mode4変更 | 1秒以内に2回短押し→ ジャイロフェーズ切替え | 1秒以内に2回短押し→ ジャイロフェーズ切替え | |||
| 素早く4回短押し →Mode4変更 | 素早く4回短押し →Mode3変更 | 3回押下 →Mode1変更 素早く4回短押し →Mode2変更 | 3回押下 →Mode2変更 素早く4回短押し →Mode1変更 | |||
1.2.3.ジャイロ機能の設定と調整
Section titled “1.2.3.ジャイロ機能の設定と調整”(1) ジャイロの有効
Section titled “(1) ジャイロの有効”工場出荷時のデフォルト設定では、ジャイロ機能がOFFとなります。
バインディングボタンを1秒以内、3回連続押下して、赤いLEDが3回点滅して、赤いLEDの
ON/OFFで、受信機のジャイロ機能のON/OFFを表します。
(2) ジャイロの感度の調整
Section titled “(2) ジャイロの感度の調整”ジャイロ感度の設定は、ボリュームレバー(VR)を回すことで、調整できるように、初期のデフォル
ト設定となっております。
・時計回り:感度UP
・逆時計回り:感度DOWN
(3) ジャイロの補正方向の確認
Section titled “(3) ジャイロの補正方向の確認”車が走行しないよう確実に固定します。ジャイロを有効にし、ステアリング操作をせずに車体を左右へ回して、補正方向を確認してください。
車体を右へ回すと前輪が左へ、車体を左へ回すと前輪が右へ向くことを確認します。
(4) ジャイロの逆設定
Section titled “(4) ジャイロの逆設定”※以下の操作は、車が動かないよう、手元に確保してください。
ジャイロを有効にした状態で、ステアリング操作をせず、車体を左右に回して補正方向を
確認します。
以下のような挙動を確認できれば、ジャイロの設定が完了となります。
・車を右側に回す→前輪が左に
・車を左側に回す→前輪が右に
前輪の動作が上記と逆の場合は、バインディングボタンを1秒以内に2回短押ししてフェーズを切り替えます。その後、同じ方法で前輪の補正方向を再確認してください。
上記の設定は、前輪の向きで方向を変更する車の例をしています。
ボートや、後輪の向きで方向を変更する車などは、適切に読み替えてください。
受信機アンテナの扱いについて:
Section titled “受信機アンテナの扱いについて:”1.2本のアンテナを、図のように、90度の角度に保って下さい。

2.大型R/C飛行機など、金属の部品が電波に大きく影響する可能性があるため、なるべく、胴体
の両辺からはみだすようにし、どんな姿勢でも電波のよく届く状態を保つよう、心掛けて、設
置すること。
3.アンテナは金属や、カーボンなどの導電性のある材料から、少なくとも12mmで離すこと。
4.小さい半径でアンテナを曲げないこと。
5.可能な限り、モーター、ESC等、ノイズの発生しやすい部品から離れるところに設置すること。
6.バインド時は、送信機と受信機の電源を入れ、ボタンを1秒より長く押して離します。緑のLEDが素早く点滅し、点灯に変わるとバインドが完了します。送信機の電波表示と操作応答も確認してください。
1.7.強い衝撃から受信機を守るために、スポンジなどの緩衝材で梱包して設置することをお勧
めします。
通常の使用では送信機、受信機の順に電源を入れます。終了時は受信機、送信機の順に電源を切ってください。
以上、受信機の使い方の説明となります。
1.3.電波状況(RSSI)の確認
Section titled “1.3.電波状況(RSSI)の確認”送信機の電源をONにしたら、電波を発信します。受信機が正常にバインディングされた場合、電
波の状況(強さ)が送信機の画面に表示されます。
Exitボタンを連続して2回押下して、テレメトリー情報が表示される画面に移り、RSSIの強度が画面
から確認できます。

電波状況が悪くなる時の事故を防ぐには、以下の手順で、アラームの設定は可能です。
(1)「Exit」と「Enter」ボタンを同時に1秒間押し続けて、機能メニューを表示。
(2)「Dec(-)」と「Inc(+)」を使って、「ARARM」を選択して、RSSIのアラーム値を指定します。
1.4.テレメトリー情報の確認
Section titled “1.4.テレメトリー情報の確認”RSSIと別に、受信機の電圧、動力バッテリー電圧(2S~8S、7.4~33.6Vの測定範囲)もリアルタイムでテレメトリーすることはできま
す。ユーザーは、実際のニーズに応じて、モデルバッテリー電圧が低い場合の警告値をカスタマイズできます。
以下の手順で、受信機の電圧のアラームの設定は可能です。
(1)「Exit」と「Enter」ボタンを同時に1秒間押し続けて、機能メニューを表示。
(2)「Dec(-)」と「Inc(+)」を使って、「ARARM」を選択して、受信機電圧のアラーム値を指定します。
バッテリーケーブルのオス側をESCに接続して、メス側をバッテリーに接続します。受信機に付属
するJSTヘッドを受信機に繋げます。これで、受信機側のバッテリーの電圧が送信機にテレメトリー
します。
以下の図は接続の例です。
